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HOME > 靴のお手入れと知識 > お手入れのコツ > これは困った!靴のトラブル110番
革靴の表面に白い粉が吹き出してしまった!
  雨が降った日に履いて、ビショ濡れになってしまった革靴が乾いたら、靴の表面に白い粉が吹いていたという経験はありませんか? これは、「塩吹き」と呼ばれる現象です。今回は、この革靴の塩吹きの原因と対策についてご説明します。

  なぜ塩吹き現象が起きるのか?まず、その原因からお話し致しましょう。塩吹きの白い粉の正体は、革のなめし行程で残った塩分や、発汗によって靴に蓄積された塩分、または保革のために使用されたクリーム類の油脂などです。それらが雨水によって革靴の表面に溶け出し、乾燥するのが塩吹き現象です。塩吹きを起こした革靴は、革の栄養分も外に流れ出してしまっていて、たいへん傷んだ状態になっています。ですから、しっかりとお手入れをしてあげてください。

  次に、塩吹きを起こしてしまった場合の手入れ方法をご説明します。はじめに、クリーナーを柔らかい布に少量とり、塩吹きを起こした部分を丹念に拭き白い粉を取ります。靴のシワやシボなど、溝になった部分に塩吹きが発生してしまった場合は、布だけではなかなか取り除きにくいですよね。その場合には、柔らかいブラシや使い古しの歯ブラシにクリーナーをつけて丹念に落としてください。

  塩吹きがきれいに落ちたら、補色と革への栄養補給のために同色か少し薄めの色の靴クリームを、塩吹きが起きた部分を中心にして全体にていねいに塗り込んでください。ここまでの手入れを終えてから、乾いた布を使って靴全体を磨いて光沢を出し、防水スプレーを吹きつけて仕上げてください。

 きちんとお手入れをしても、革の状態によっては、塩吹きが数回にわたり再発する場合があります。その場合は、同じ手順でお手入れを繰り返してください。



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